
阿南徳島自転車道(サイクリングロード)は、県道402号阿南徳島自転車道線の通称です。阿南市見能林町から、徳島市論田町間の41.2kmのうち、10Km余りが未整備区間です。紀伊水道の海岸線と川のある風景が楽しめます。

起点がJR牟岐線の見能林(みのばやし)駅ということで、今回は徳島城公園駐車場に車を置いて輪行しました。ワンマン気動車は対抗待ちでよく駅に止まりますが、車窓からの景色を眺めながら1時間余りの旅を楽しみました。今回はウインドブレーカを忘れて出発、引き返すアクシデントがありました。また年末に購入したミラーレス一眼(コンデジからグレードアップ!)の使い始めで写真撮影に手間取ってしまいました。あれやこれやで疲れた一日でした。
※↑の「詳細」からGPXのダウンロードとプロフィールマップ、GPSログ解析が見られます。
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起点であろうJR見能林駅です。想像していたとおりの、閑散としたローカル線の無人駅です。駅前には、民家と自転車置き場と契約駐車場があるだけです。人の姿も電車の到着時以外は、ほとんど無いようです。

駅前から伸びる県道193号中林港線を直進し、国道55号線と同バイパスを横切って県道285号戎山中林富岡港線の交点まで進みます。そこを右折します。

県道285号線をしばらくいくと、北の脇海水浴場を示す標識があります。標識に従い、民家の生垣に沿うように左折します。夏は海水浴客の車で賑わうのでしょうが、今は閑散としています。

ほどなくすると、白い建物が見えてきます。「鳴門教育大学付属小学校はぐくみの家」と書いてあります。どうやら、その脇の小道が海水浴場への入り口のようです。

細くて暗い道を抜けると、北の脇海浴場が現れます。「今日はほんまにサイクリング日和やなぁ」と散歩中のおじさんに声をかけられました。そういえば今日は1月にしては暖かく、風もありません。

北の脇海水浴場を過ぎてまっすぐいくと行き止まりです。中林町の住宅街を結縫うように走り、迂回します。写真は、再び海岸線に出るための専用道です。一部、民家へ出入する車が通りますが、残りは専用道です。

専用道を上って下ると、再び海です。休憩所は景観のいいところにあることが多いですが、ここもそうで眼下に海と砂浜が広がります。北の脇海水浴場に続いて海がめ保護の看板がありました。「ウェルかめ」は徳島県で

このあたりは阿南徳島自転車道の一番のロケーションではないでしょうか?
休憩所、駐輪所、展望台があります。その都度、休息を取り、写真を撮るのでなかなか先に進めません。

やがて自転車道は一般道と併走しますが、ここではスロープ付き階段の昇り降りが待っています。鳴門徳島自転車道にもありますが、徳島県の特徴だと思います。走ることに飽きたころ、気分転換に歩くのもGOODです。

亀崎漁港を通り過ぎた自転車道は一般道とここで合流します。この先は徳島県道23号富岡港線を走ります。
下の写真は王子製紙富岡工場 です。赤い煙突を目印にして走り工場前を通過です。

県道23号線は大きく左に折れますが、そのT字路交差点の手前に休憩所(写真右手のコンクリート部分)があります。人通りが少ないとはいえ、街中での休憩は人目が気になります。

県道23号線と国道55号線が交差する阿南市西路見交差点です。ここを右折して、桑野川大橋と新那賀川橋を渡ります。橋には河口側にしか歩行者・自転車通行帯がなく、横断歩道を渡って進むと通行止めが待っています。

新那賀川橋から、桑野川(別川那賀川)と那賀川を俯瞰しました。中央には工業団地が見えています。橋の上からでも那賀川(左)の澄んだ水が見え、驚きました。

橋を渡って3つめの信号(国道55号線)を右折し、那賀川出島野鳥園、阿南市科学センター方面に向かいます。
川に沿って走る自転車専用道が見えたら右折です。出島川水門のゲートが遠くに見えます。

十字路に出たら、自転車道を示す白線が道路の向こうに見えています。宅配屋さんの前を通過します。
ビロウ(だと思う)の大木がみごとなゴルフ場があります。コースは野鳥園まで延々と続きます。

「ワニ注意」の看板を野鳥園の手前で発見しました。野鳥園ではいろいろな鳥が観察できますが、このあたりでワニを見た人もいるようです。帰宅後、調べたら2009年秋にワニが目撃され、注意を呼び掛けているようです。

本コースで唯一の歩行者と自転車のための専用橋です。名前はそのものずばりの「今津自歩道橋」です。橋の幅は隣の橋に較べると狭いですがなかなか立派な橋です。多くの人が利用すればいいのですが・・・

防波堤を利用した道路を走りますが、あちこちに漁の道具が無造作に置かれています。野鳥園から基地までは7Kmほどでしょうか?けっこう長いです。服に海の香りが滲み付きました。未整備区間が多いです。

防波堤道路は、基地に突き当たって途切れます。刑務所の塀もかくやと思われる高い塀です。さすが自衛隊です。基地に沿って走る一般道を、道なりに進みます。

ヘリコプターを横に見ながら、基地正面入り口方向を目指します。屈強な隊員の方が警備していました。おまけに近くには交番もあります。基地前が徳島県道218号和田島赤石線の起点です。

県道218号線は、小松島市赤石町の県道120線交点までの約4Kmで終わり、その先は県道120号へと続きます。この間は一般道との重用区間です。

赤石橋を通過したら、右手にひさびさの休憩所が見えてきます。休憩所の向こうには川が流れていますが、120号線は交通量が多くて落ち着かないので先を急ぎます。

休憩所から120号線を程なく行くと、JR牟岐線の鉄橋が川に架かっています。川を渡ってすぐに線路に出る道を探せばよかったのですが、120号線を直進、小松島市を大迷走してしまいます。

未走破区間です。正規のコースを走ると見れない日本一短い国鉄線・小松島線の廃線跡が見れましたが、来るとき汽車の車窓から見た自転車道(だと思う)が走れず残念です。ルートラボは未修正で、迷走の軌跡です。

国道55線の走行は、見るべきものも無くたいくつですが、勝浦川橋南詰交差点で左折し、県道16号線に入ります。ここからは勝浦川に沿って走ります。我ながらつまらない写真を撮ってしまいました・・・

県道16号線から別れ、自転車専用道となって降りていく道路です。道路左側は車が通りますが、自転車道専用道なので安心です。

久しぶりに見るサイクリングロードの看板です。路面が荒れた所は一般道を走ります。

終点と思われる地点です。この先は、小松島市で大迷走した県道120号線です。写真は明るく写っていますが、車も点灯するほどの暗さの中を、マグライトの明かりを頼りに徳島城公園まで撤収、ラーメンを食べて帰宅しました。
最後に
同じ徳島の鳴門徳島自転車道の分かりやすさを「A 」とすると、本自転車道は未整備区間も多く、地元の人しか知らないような所もあり難易度Cでしょうか?
頼りの国交省HPの地図は、コースを示すピンクの実線が太すぎて細部が見えませんし、マッピングが違う箇所が散見されました。(野鳥公園西側の橋の位置とか自衛隊の敷地内を横断する自転車道とか)。今回ほど国交省HPの地図を恨めしく思ったことはありません。
なお、本文中の誤った箇所等あればお教えください。お詫びして訂正します。
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