太地新宮自転車道をサイクリング

画像和歌山県道802号太地新宮自転車道線は大地新宮自転車と呼ばれ、太地町太地(太地町役場前)から、新宮市新宮(速玉大社前)に至る延長25.3Kmの自転車道として計画されました。白浜日置川自転車道とともに太平洋岸自転車道のひとつです。古式捕鯨発祥の地・太地町らしい、くじら(親子です)のモニュメントです。





現状



画像現道が利用できない区間は、当初専用道が計画されていましたがH10年に事業休止に、現在は専用道として整備された箇所も通行止です。現道(国道や県道)利用区間も未整備の箇所(自歩道がない箇所や断続箇所など)が3/4程度有りますが繋がっていない箇所は国道42号等を迂回して走りました。写真は工事中の県道231号線です。

※計画を下敷きにしたルートだとご了解願います。




↑の「詳細」からGPXのダウンロードとプロフィールマップ、GPSログ解析が見られます。



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画像太地町役場前です。休日閉庁でよかったです。自転車道沿いは、椿の花芽も膨らんでいましたが、季節外れの八重桜が咲いていました。











画像くじらのモニュメントを回り込んで通りすぎます。下りきったところで、振り返って写真を撮りました。ここに限らず、劇坂ではありませんが高低差がかなりあるコースです。










画像JR湯川駅です。森浦湾に面した無人駅はTVの旅行番組にでてきそうな佇まいですが、隣の国道は容赦なく車が往来します。











画像那智勝浦町三川の「みなとはしほどうきょう」です。湖を左手に見ながら走ります。












画像二つの湯川隊道です。ちなみに隊道とはトンネルのことで、南紀では「トンネル」より「隊道」表記のトンネルが多いように思います。「歩行者・自転車は右側トンネル(旧トンネル)へ」と書いてあります。専用隊道です。









画像甫子浦(ほこうら)交差点です。国道42号線に一時別れを告げて県道236号線に入り、マグロと温泉のまち・那智勝浦町に入っていきます。











画像勝浦漁協魚市場近くの、足湯「海乃湯」です。道路向こうにはひなびた足湯「鮪乃湯」もあります。勝浦港を目の前にした足湯は格別で、500Kmプラスアルファに及ぶ遠征の疲れが取れました。お勧めです。









画像県道46号線を経て、勝浦臨海交差点で再び国道42号線に合流します。道の駅「なち」の500m手前地点です。










画像JR那智駅に隣接する道の駅なちです。敷地内には、温泉入浴施設「丹敷の湯」や町内の農産物直売所、世界遺産の熊野那智を体感できる「熊野那智世界遺産情報センター」があります。










画像国道42号線は、熊野街道と重複するところがありますが、熊野古道の小狗子(こくじ)峠への登り口がひっそりとありました。











画像JR宇久井駅です。木造駅舎の無人駅です。












画像新宮港と国道42号線に挟まれた黒潮公園です。












画像国道42号線を右折し、熊野灘沿いに走る県道231号線沿いを走ります。











画像大浜レクレーションの森です。












画像貯木橋を渡り終えたら、川沿いの桜並木を走ります。ここは八分咲きでした。












画像紀勢本線を足下に見て写真を撮りました。新宮駅を通り過ぎた地点です。












画像速玉大社前に着きました。簡単にお参りさせていただき、大急ぎで来た道を引き返しました。










最後に



画像国道42号線は片側1車線の対面通行で、走行は注意が必要です。わたしは黄色の上着を着て、テールフラッシャー点滅(隊道で効果)で走りました。









なお本文中の不適切な箇所や間違いがあればお教えください。お詫びして訂正いたします。

和歌山県道路局から台風12号、15号の被害状況等、助言と資料をいただきました。ありがとうございました。

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